事故米はかなしからずや工業用加工用にも染まずただよふ「外国で育ったぴかぴかの白米が船に揺られて、はるばる瑞穂の国までやって来たのに……嫌われものに。主食を粗末にする国は滅びるぞ」とコラムを結ぶ。名コラムだ。
おりしもこんなニュース:
NIKKEI NET(日経ネット)「事故米」対策、政府在庫を廃棄 収入減企業に支援検討: "「事故米」対策、政府在庫を廃棄 収入減企業に支援検討 政府は22日、農薬などに汚染された「事故米」の不正転売問題の対策をまとめ、公表した。政府が在庫として抱え、民間に売却していない事故米については水ぬれなどを除いて販売をやめ、廃棄する。基準を超える農薬やカビが見つかった輸入米や政府在庫の国産米は返品したり、焼却したりする。 (13:40)"農民の利益代表である農水省はミニマムアクセス米は全部焼却したいというのが本音だから、今回の「事件」は、まさに「渡りに船」。マスコミを利用して消費者大衆の恐怖心を最大限に煽り、輸入米は何でもかんでも危ない「事故米」だと勝手に認定し焼却処分し、国産米を高く売ろうという腹だろう。コストを払うのはわれわれ納税者だ。
そんなことより、あいつらが目をつぶって流通させているカドミウムまみれの国産米の方がよほど危険じゃないのか?
「主食を粗末にする国は滅びる」とは、まさに名言。自分の身内の利益しか考えず「食」を粗末にするニッポンの農水族には未来はない。
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